ダ・ヴィンチおっちゃんの要求

 マルセイユダ・ヴィンチの悩み」というクエを受けました。
 とある研究で人手が足りなくて困っているらしい。ちょっと行って手伝ってくれ、というもの。
 報酬額は1,000だわ、☆1だわでいつもならやりはしないのですが、ダ・ヴィンチの研究というのに惹かれて行ってみました。

 行ってみると、
「人体の神秘の研究で、肩の筋肉が分からない。ちょっとそこでしばらく後ろを向いていてくれないか?」
 とのこと。
 はーい。と、後ろを向いて待つことしばし。
 いくら待ってもおっちゃんから声がかかりません。仕方ないので声をかけてみると、
「ああ、今動いただろう! まったく最初からやり直しではないか。」
 と、怒られてしまいました(しくり)。
 仕方がないのでもう一回後ろを向いて、今度はじーっと、5分くらい待っていたのですがやっぱり何も言われず、おっちゃんに話しかけてみると、
「ダメだダメだ! 話にならん。動くなといったであろう!」
 って、また怒られました(しくしく)。
 結局道具屋さんに全身の映る鏡を借りて来い言われて借りに行かされることに。
 道具屋さんには「今までずっとダ・ヴィンチさんのモデルを!? ・・・大変でしたね。あなたの苦労に免じて、大切な鏡をお貸ししましょう」なんて同情されるし(苦笑)。
 で、持って行ったら、
「最初からこうすればよかったのだ。これで君も立派な研究の立役者だな。あっはっは」
 言われました。
 おっちゃんあのなぁ・・・でも、なんか憎めないなぁ、このおっちゃん(苦笑)