スケッチブックボイジャー
キャラメルボックスの20周年記念作品第3弾。17年前の作品の再演だそうです*1
聞いてみると、納得。
アイディアは面白いんだけど、所々中途半端な印象を受けました。でも各シーンにパワーはあったなぁ。
ジェミニチームを見てきました。
西川さんのファンなのです。あの独特の間と一人小芝居が大好きで。そして今回も西川ワールド炸裂。これだけでもいいや〜。って思っちゃいました。いや。もちろんそれだけじゃなかったですけどねw。
漫画家のはら先生*2の連載最終回の原稿がまだ届かない。担当の諸星*3が家に言ってみるとどんよりと暗い表情の先生が。なんでもネームの1枚すら出来ていないらしい。実は原作を隣人にお願いしていたものの、その隣人が旅行に行ってしまいネームが届かずお手上げ状態らしい。
穴をあけるわけには行かないので無理矢理先生に最終回を考えさせる諸星。
舞台は「のはら先生&諸星パート」と「最終回漫画」が交錯しながら進んでいく。途中煩い諸星を漫画に登場させちゃったりのはら先生が嫌いなキャラを悪役にシフトチェンジさせちゃいながらも物語は進んでいく。のはら先生は最終回を無事終わらせる事ができるのか!?
うん。ネタは面白かった。微妙に交錯して進んでいくのが面白かった。でもなんか中途半端感を感じてしまって・・・なんだろう。よくわからないんだけど、中途半端。とゆーか、とーとつ。そんな感じ。
ネタがネタだから仕方ないんだけど、のはら先生の思いつきそのままに行き当たりばったりで話が進んでいくの。リアルでこれやられたら、私が読者だったら雑誌叩きつけるよな、って位(笑)。だってさー。最終シーンに登場する重要キャラ。担当さんよ? いきなり最終回に出したキャラなのよ? 「素顔のままで」*4見てていきなり最終回に安田成美が癌宣告されて「おいおいおい、いきなりそれかよ!?」って思う位唐突じゃありません?w
でも、やっぱりキャラメルさんは安心して見ていられるので好き。役者さんちゃんとしてるし。
今回のヒットは三浦さんかな〜。悪役なんだかそーじゃないんだか微妙な海賊担当刑事さん(?)がかっこよかった。おっきいから迫力あるし。もう一つのバージョンだとこの役、岡田達也だったらしい。う〜・・・ちょっと見たかったかも。岡田さん、良い役やってても「いつ悪役になるんだろう?」って思うくらい、岡田さんの悪役好きなのです(笑)。
あと今回の芝居、日替わりゲストがいるらしく、今日のゲストは日テレの菅谷アナウンサーでした。
のはら先生と諸星が相談しているシーンで出てきて、近日放映予定のクイズ番組の問題を二人に出題してました。
西川さんが「いや〜。このコーナーがこんなにまともだったの初めてですね」って言ってたんだけど・・・んじゃ、いつもはどんな具合なんだろう?w
友人は「アレで芝居見るリズムが止まっちゃった。何であのシーンあったんだろう?」って言ってました。うん。確かにそうかも。「伊東四郎一座」みたく*5上手く芝居に入ってれば良かったのにね。
でもなんだかんだ言っても楽しめました。
次も楽しみだな♪