まだまだあぶない刑事の試写会に行ってきました♪

t_makoto2005-09-29


 7年ぶりの「あぶデカ」です。
 7年ぶり、ってのにはあまり驚かなかったのですが、ファーストシリーズから20年と聞いて驚きました。そら出演者の皺も増えるわ(笑)。
 
 えと、最初に書いておきます。
 
 あぶデカ好きなら絶対見ろ!
 
 ほんとにマジ面白かったです。
 今年見た映画・舞台の中で一番面白かったかも。
 元々ファンだったという贔屓目をさっぴいても面白い作品だと思います。
 なので、見ろ! つーか、見てくれ!
 
 
 会場は銀座の丸の内TOEI①でした。
 6時半開場7時開演とあったので前のほうで見たいね、と、早めに会社を出て6時15分頃に会場前に着いたのですが、
 
 すっげぇ人だかり+報道陣
 
 はたから見てると、見物人なんだか試写会に並んでいる人なのか判らないのですよ。皆手には携帯*1持ってるし。しばらく「え? 何かあるんですか?」 と、ドラマのエキストラ状態でした(笑)
 それでも何とか頑張って列を見つけて並ぼうとしたら「ここは最前列なので最後尾に回ってください」との事。
 なんですとー!?
 だって皆映画館のほうを向いて並んでるんだもん(つまり逆向き)。ここが最後尾だと思うべさ。と、なんとか最後尾を探して並んだのですが、超最後尾。ちょっと会社を早く出たくらいじゃ全然駄目だったらしいです。つーか、最前列はいつ並び始めたんだろう? 昨日の夜中か?(笑)
 
 それにしても、試写会ですから報道陣がいっぱいいるのは判るのですが、劇場の前に大量たむろしている理由が判らない。なんだろう? ひょっとして出演者が赤い絨毯歩いてはいるのか?w とか思っているところに写真のようなバスが登場。
 すげぇ。バス貸しきったのかよ。つーか、選挙演説?w
 と、私の予想半分通り、出演者の皆さんが上に立って手を振ってくれてます。演説はなかったですどね。あまりに遠すぎて誰が乗っていたのかは不明。残念。
 
 やっと中に入れたものの、一階のほとんどの席は埋まっております。後ろから見て「空いてるー!」 と思ってもべったり「関係者」「予約席」の張り紙が。
 ちくしょう、と思いつつ上を見た私は2階席の存在に気づき急いで移動。誠人さん、さえてる〜(自画自賛)。
 2階は結構空いていたので、さっくりと一番前の席を取ることができました。ばんざ〜い♪
 が、開始5分くらい前に、お隣の席の人に「あの、ここ私の席なんですが」と言う人が出現して、小心者の私の心臓はばくばくし始めました。だって1階席には張ってあった「予約席」の張り紙なかったよ?
 お隣のカップルはぶつぶつ言いながらも席を立ち、私は友人と顔を見合わせました。「どうしよう?」 で、「誰かが来たときにどけばいいんじゃない?」という非常に消極的な案をアイコンタクトで決定し、結局最後まで私らの席には誰も来なかったので良かったのですが・・・でも、指定席ならちゃんとそう明記して欲しかったなぁと思います。てか、試写会で指定席ってどーゆー事?w
 
 舞台挨拶は大変面白かったです。
 普通の司会のお姉さん主導の普通のコメント大会と、日テレ映画館系新番組*2の司会、キャイーンの二人による質問大会とに分かれてまして、コメント大会はおおむね普通に進んでいたのですが、若手にちょっかいを出す舘さんが可愛かったです。そしてそれを温かく穏やかに見守る柴田さん。タカとユージも好きですがこういう舘&恭様*3も好きだなぁ(うっとり)。
 そしてキャイーンが頑張りすぎたせいか、質問大会は監督への質問の前で司会のお姉さんにぷっつりと切られてしまいました。もう若手じゃないんだから時間管理はしっかりやろうよ(笑)。でもすっごく面白かったですけどねw
 
 さて映画。
 うーん・・・試写会なので内容は話せないですよねぇ、さすがに。
 つーわけで、それに触れない感想などを書いてみようと思います。
 
 まず全体の雰囲気ですが、これまでの映画の中で一番あぶデカっぽかったと思います。
 監督さんが、ファーストシリーズの時からあぶデカに係わっている方で、その時にはサード助監督だったという方。
 だからかなぁ、本当にあぶデカっぽかったです。ほら、その当時の監督ご本人とかだと作風が変わってたりするじゃないですか。結構長時間経ってるし。でも、この方は見ていた側でもあるので、「あぶデカっぽさ」を本当に良く表現されていたと思います。つーか私はこの雰囲気好き(←主観バリバリ)。でも一緒に見てた友人も「映画の中では一番面白かった」って言ってたから、あながち独りよがりな意見でもないのかも。
 
 お話も普通に面白かったです。
 かっこいいアリ、おかしいアリ、爆発アリ、スピードアリ、手に汗握るアリ、本当にあぶデカっぽくて、1時間48分があっという間でした。
 そして最後にすげぇ仕掛けが・・・本当に是非見てください。マジ驚きますから。私ついうっかり「え!?」とか言っちゃったもん(もちろん小声だったけど)。でもこれは「妖怪大戦争」のように最後だけ見てください!的なネタではなく最初から続いているネタなので全部見てくださいね(笑)
 
 それ以外にもちゃんとあぶデカのお約束がいっぱいてんこ盛りで嬉しかったですよ〜。
 
 タカさんの、スタントなしでハーレー乗ったままライフルぶっ放し、とか、
 ユージの、横っ飛びながらの射撃、とか、
 薫ちゃんの、すごすぎるコスプレ、とか、
 ナカさんの扇子、とか(笑)、
 
 あと、最近の刑事ドラマではほとんど見られない派手な銃撃戦カークラッシュもワクワクしましたね〜。私は「太陽にほえろ」と「西部警察」見て育ったもので派手な刑事モノが好きなのですw。あぶデカは最後の昭和刑事モノなのかもしれないですね(笑)
 
 トオル君の出世にびっくりでした。
 いや、役の上でも捜査課課長に昇格していたのですが、なんてゆーんだろう。役者的に?
 タカ&ユージと並んでも位負けしないくらい役者さんとして成長していたのに感動しました。
 最近ではカッコいい仲村トオルしか見ていなかったので、久々の「トロい動物・町田透」が嬉しくて。でも課長さんになったのだからそこそこ中間管理職の悲しさなんかもにじませつつ、でも二人の後輩としてかっこよくて(仲村トオルがカッコいいんじゃないのよ。町田透としてカッコいいのよ! 判るかな、このニュアンス)、で、今回は初めて先輩達の中に入れてもらえた嬉しさなんてのも表現してて・・・本当に良い役者さんになったなぁ・・・(ほろり)。
 今ではもうあぶデカでしか見ることができないであろう、情けない仲村トオルをとっても堪能しました(はぁと)。
 
 新人さん二人(佐藤隆太窪塚俊介)が、わんこのように二人の後をついて歩いてるのが可愛かったなぁ。佐藤君が芝わんこで窪塚君がドーベルマン(笑)。
 最近あちこちで見る佐藤隆太、良い味出してましたよ〜。ただ明るいだけじゃないちょっと知的っぽさが出てる役、初めてだったけどなかなかいけてました。
 窪塚俊介は初めて見たのですが、なんかちょっと固いかな〜。って印象を受けました。あ、舞台挨拶でのマイクの若者カラオケ持ち*4と、拳銃のマフィア持ち*5で、いまどきの若者だなぁ、って思っていたのですが、映画の途中から普通の持ち方に変えてたのは何でなんだろう? ずっとマフィア持ちしててくれれば良かったのに。
 
 もちろんあぶデカなのでツッコミどころは満載です。
 私が今回心の中で最大級でツッコンでいたのはサッカー場
 お話の途中で、アメリカの大物政治家と中国の影の実力者が対談の場としてサッカー観戦をするのですが、それがヴェルディvs広島*6
 どうせ別撮りなんだから、W杯は無理としてもトヨタカップくらい使えよ〜。と思っていたのですが、あまりにしつこいくらい出てくるベルディ選手のプレイに(試合終了と同時に爆弾が爆発する仕掛けだったので緊張感を煽る意味もあったんだろうけど)、はたと気づきました。
 
 そうか。これ提供日本テレビだ!
 
 スポンサーですもんねー。そら、かっこよく活躍するヴェルディ選手とサポーターを写しまくるはずだわ。
 でも、アメリカの政治家と中国の実力者がこの試合を熱を持って応援するシーンはどうかと思うぞ(笑)。
 
 え? タカとユージはどうだったのか?
 そら、かっこよかった、に決まってるじゃないですか!(爆)
 もうね、それしかいえない。本当にこの二人はまり役。何なら毎年釣り馬鹿日誌のように映画撮って欲しいと思うくらい、いやいや連ドラ再開して欲しいと思うくらい素敵。
 最初にも書きましたが、あぶデカファンなら絶対。そうじゃない人にも見てください! と自信を持っていえるほど面白かったです。
 
 あ、見てみようかな。と思ってくださった方にアドバイス
 主要なキャストの役名はちゃんと覚えておいたほうがいいですよ
 話の中盤で怪しい名前が浮かぶのですが、私、その人が誰なのか覚えていなくて、最後の最後まで勘違いしてました(苦笑)。
 なので、ちゃんと覚えていたほうが、その後の展開をちゃんとした見方ができると思いますよ〜。

*1:写真を撮るためと思われる

*2:タイトル忘れました・・・

*3:舘さんがそう呼んでおられたので

*4:マイクを口に垂直に当てる持ち方

*5:腕をすっと伸ばして横にかまえるやつ

*6:U.広島としか書いてなかった