大正探偵怪奇譚〜第弐夜〜見ました
しゅうくりー夢の「大正探偵怪奇譚〜第弐夜〜鬼哭」見ました。
3部作の第2話。
なんだけど、お客さんが最初に見るのはこの話。んで、次回作が第1話。今回、主人公と因縁がありそうなキャラが出てきたけど、詳しいお話は次に明かされる、のかな?
まぁ、今回のお話だけでも普通の物語として成り立っていたので、問題ないんですけどね。
昔のしゅーくのお話見ているようで、懐かしかったです。
主人公が素敵な出会いをするんだけど、実はその人は敵側の人間で(以下略)みたいな。
話はすごく判りやすいんだけど、でもいい感じでツボを刺激されているので退屈はしないんですよね。不思議と。登場人部が良い味出してる、ってのもあるんでしょうけど。
主人公が変身(?)するシーンや、悲しい結末を見ていたら、今は無き*1くんぺーさんのはまり役、ブルクを思い出しました。もう戻ってくることはないんだろうけど・・・やっぱり悲しいなぁ(くすん)
つーわけで、今回の主役は横井さん。
くんぺーさん無き今、一枚看板になるかと思いきや、前回のお芝居では脇の人で、あぁ、脇もいけるのね、この人。と、妙な感心をしてしまいました。いや、なんか、今までは脇やっても存在感バリバリでしたから。
おっと、話が脇にそれた。
やっぱり良いです、この方。そんなに美男子ってわけではないのに(失礼)、舞台で動いていると目が離せません。つーか、むちゃくちゃカッコいいです。動きにキレがあるのと、やっぱり声かな。声がいいんじゃよ、声が。低いキメ声出されるとゾクゾクします。いつまででも囁いててくれ。そんな感じw。
私は、どっちかってーと、ろくでなし系の役の横井さんが好きなのですが*2、今回は主人公だからヒーローポジション。
前回の舞台のヒーローだった島田君が主役やって、横井さんは是非敵役に・・・とちょっと思ったけど、どうやらこの芝居、昔やった芝居の続編にあたるっぽいので*3、横井さんは主役なんでしょうね。
まぁ、カッコいいからいいか。
押しに弱い気弱クンもいいしね。ヒーローポジションを堪能することにしよう。
あぁ、今回も派手な立ち回りがカッコいいです。そんなに広くない舞台のに、すげーぜ。
ちょっと前に退団された、宮田彩子さんが復活されていて嬉しかったです。
ヒロインじゃないけど、マスコット役。
大好きな先生*4の為に頑張る猫娘役が、超ラブリーです。
ほんっとに可愛いんだ。出てくるだけでメロメロしちゃうくらい可愛いんだ。ちょっと拗ねる姿なんて、あぁ、もぅ、って身もだえしちゃうくらい可愛い。
自分の萌えはコレなのね、と、再確認しましたw
今回の敵ポジションの子爵の方、花井京乃助さんがすごい良かったです。
歌舞伎っぽい、つーか、なよっと系、つーか、独特の間とか動きとかが、より華族っぽく見えて、しかも見ていてちょっと引いてしまうほどの、妹への耽溺っぷり。
すごかった。こわかった。目が離せなかった。
子爵が今回限りなのがとっても残念。でも、次回違う役で出てきても子爵を思い出しちゃうだろうからなぁ・・・。
さて、他はさらっと。
軍服の有賀さんが超かっこよかったです。前回のイっちゃってる女性も良かったけど、こういうかっきりした役、やっぱり似合いますね、この人。すらっと背が高いからかなぁ。でも今回あんまり出てこなくて悲しかったな。次回はもっと出番がありますように(なむなむ)。
今回のヒロイン、育子さんはいつも通り可憐でした。
が、貞子ばりの動きにすっげービックリしましたよ。つーか、最初誰だか判らなかったもん。すごいなぁ、こういうのもできるんだ〜。
家入&篠崎の、警部補&新聞記者コンビが良いアクセントになってましたね〜。
でも、家入さんの出番が少なくて悲しかった・・・。まぁ、いつもそんなにあるわけではないので、従来通りなんですけどね。でももうちょっとイリコ味を見せて欲しいな〜。
因縁ある敵役の島田君、頑張ってましたね。
どうも、長い間サブポジション、ってイメージだったので、メインで出てくると、「大丈夫なのか?」とか思ってしまうのですよ(苦笑)。でも、前回見事にヒーローポジションをこなしていたので、成長したねぇ(ほろり)、と思っていたのですが、今回は適役。
うーん・・・正直ちょっと物足りなかったかなぁ・・・
どこが、って言えないんだけど、でも、なんか足りない。凄み、とかかしら・・・。
でも、ココ数回ですごい成長を見せてくれているので、千秋楽にはもうちょっと出てるかも。それに期待。
千秋楽、楽しみだな。