懐かしいの日

 
 高校の先輩Hさんと、高校の先輩であるFちゃんの舞台を見て、その後今Hさんが会社の同僚と作っているという自主制作ビデオを鑑賞。
 懐かしい日だった。
 
 
 Fちゃんの舞台を見るのは・・・何回目だ?
 まぁ、片手の指では足りないくらい見ているのですが、今回が一番面白かったです。
 脚本は、作:田中守幸「その時ぼくはコインを空高く投げた・・・」*1
 

 借金苦から銀行を襲おうとした二人組。
 だけどその当の銀行から支店長さんと女性行員さんが訪れ、「今度の防犯訓練のため、犯人役として女性行員を特訓して欲しい」と頼まれる。
 どうやら毎日銀行強盗の練習でしていた発声練習で、二人を劇団の人と勘違いしたらしい。
 当然断ろうとした二人だが、つい礼金に目がくらみ引き受けてしまい、そのことから事態は思わぬ展開に転がっていく・・・

 
 って感じのお話。
 ある意味シチュエーションコメディですよね。こういうの大好きです。
 途中で女性行員の先輩が入れてくれと現れたり、防犯訓練の登場人物として本物の刑事が現れたり、おいおいおい、な展開。そして更においおいおいな事に、訓練をしているうちに現実と非現実の区別が付かなくなる登場人物達。
 面白かったですね〜。
 いつになく、引き込まれてみてました。
 
 が。
 
 役者さん達、妙にカミまくりで・・・ ┐( ̄ヘ ̄)┌
 
 連鎖反応なのか知れませんが、かんでない役者さんはいなかった、ってくらい皆さんかみまくりでした。
 メインどころの役者さんなんて、いいところでかむから、せっかく引き込まれてたのが中断してしまうんですよね。もったいないことに。かんでも言い直さずにそのままいっちゃえばいいのに。
 あと、「台詞忘れた?」って思わせる間を空ける役者さんもいて*2・・・最近割りと大手の劇団さんとか見てるから余計に気になるのかな・・・でもお金取ってるんだから、ちゃんとやらなきゃ駄目だよね〜。
 
 まぁ、次に期待。
 次もコメディだといいな〜。
 
 んでその後Hさんが会社の同僚さんたちと作っている自主制作ショートムービーを見ました。
 
 申し訳ないけど、あんまり期待してなかったんだけど、
 
 面白かったーーーー!
 
 勿論出ている人は皆素人さんなので、演技とかは置いといて、お話が面白かったです。お話っつーか、ネタが。
 
 コーラの景品で彼女が当たる。っていう話なんですよ。
 友人と二人暮らししている男のところに、一人だけ彼女が当たって、段々友情にヒビが入り・・・
 っていう展開。
 それだけなら普通なんですが、実はその当たった本人も、実はそのおかーさんに当たった子供だった、というオチで。
 めっさ面白かったです。
 この脚本書いた人は元々映像系の専門学校にいた人なんだって。だからかな。面白かったです。
 
 その後見せてもらったその続編は、そのコーラ会社*3側にもちょっとスポットが当たっていて面白かったです。
 こうなったらオカコーポレーションの目的が知りたいじゃないですか!
 つーわけで、Hさんに、もう1本作って、オカコーポレーション3部作にしてくださいよ! ってお願いしてきました。
 いや、本当に面白かったんですよ!
 
 話を聞いたら、編集は普通にXPに入っているソフトでやったんだそうで、曲入れたり、モザイク入れた場面転換とか、結構凝ったことも出来るらしいんですよ。
 
 ・・・・・・・・面白そう
 
 って思ったけど、多分面倒なんでやらない(笑)

*1:劇作家協会新人戯曲賞の最終選考まで残った作品で、惜しくも賞は逃したけど鴻上尚史さんがいたくお気に入りだった作品。らしい。

*2:それも、1.2回でなく

*3:オカコーポレーションのオカ・コーラ(笑)