「大帝の剣」見ました
久々の日本発正統派バカ映画*1「大帝の剣」見ました。
江戸時代×オリハルコン×(堤監督+阿部ちゃん)という方程式にワクワクしながら待ち合わせ場所のチケット売り場前に立っていると、今週末公開予定映画の宣伝ムービーが大型画面から流れてきて、
「にーちゃんが死ねば、日本は勝つのか?」
や、やべぇ、何でこれからB級映画見に行くのに私の涙腺ゆるんでるのかしら (つω-`*)
もうね、駄目だね。年とると涙腺ゆるんで。
下手すると映画のCMだけで泣くことあるしね。
上映予定だからしょーがないのかもしれないけど、あんまりテンションが下がるものを見せるのはやめていただきたいなぁ・・・
映画。
ちょー面白かったすー!!!(⌒▽⌒)ノ_彡☆
「妖怪大戦争」を超える面白さでした。
やっぱり邦画の正統派B級映画はいいですねー。
小ネタの味わいは、日本のモノが一番だと思います。登場するたび忍者なのにコケまくる大倉さんとかね。
あと、お約束をちゃんと踏襲しているのも素晴らしい。
私的に一番お気に入りのお約束ネタは「江戸時代のたぬき親父=津川雅彦」。徳川家康だろーが、真田幸村だろーが、たぬきな親父は津川雅彦。コレですよ。
あ、あと、今回分かったお約束。
江戸時代にポニーテールした美形剣士が出てきたら、それは天草四郎。
どんな時代でも、OK。だって天草四郎だから。
つーわけで、今度れれれで沖田総司の正体は天草四郎だった! ってネタでもやろうかと。って、嘘です。(笑)
阿部ちゃんは胡散臭くて良かったですねー。
堤監督、阿部ちゃん撮らせたら日本一じゃないでしょうか。ってくらい、かっこ良かったです。もう、あの胡散臭いのに何故か力強い笑顔にメロメロですよ。
大剣を片手で扱う立ち姿もかっこよかったなーヽ(*´∀`*)ノ
ほんっと良い役者さんになりましたよねー。はいからさんが通るの少尉と同じ人とは・・・(ほろり)。
今回初めて役者クドカンを見たのですが、いいですね、この人。
今の日本役者界で「のびた的ポジション」をやらせたら、一番じゃないでしょうか。見た目も中身もへたれを体現していて素晴らしかったっす。見た目ってのは、天性のものですしねw
へたれながらも頑張る。かっこ悪くなっても頑張る。
普段だったら手を握って頑張れ!と応援したくなるシチュエーションなのに、そうならなかったのがクドカンの良さではないかとw
他も、良い役者さん使ってて、遠藤さんと竹内力はほとんど顔出てなくてもったいない気がしたけど、でもあの迫力はさすがだなぁ、とか、色々感心しました。
やっぱり邦画は役者さんがわかるから良いですよね。
つーわけで、お勧めです。
TV放映された時には是非!(民放じゃ無理そうだけどさw)
*1:私的にちょーホメ言葉