「とびきり不幸な旅行店」見ました

 
 東京ハートブレイカーズの「とびきり不幸な旅行店」を見ました
 
 前回のは正直微妙でしたが(話がなんか重くてさ・・・)、今回のは楽しめました!
 私はやっぱり笑えるものが好きです。んで、最後にちょっと心に残る良い台詞とかシーンとかあると最高。
 今回のお話は、ほんとにそんな話だったので心の底から楽しめました。
 とっぴょーしもない設定も面白かったしね。
 バーチャルリアルティモノ。
 って言ってもいいのかな?
 バーチャルリアルティ。TRPGのネタにしたら面白そうだよな〜、ってちょっと考えてたんですけど、良く考えたら、TRPG自体がバーチャルリアルティのようなもんじゃないか、ということに気づいて、考えるのやめましたw
 
 以下、話のネタバレするので隠します
 
 
 話はいきなりアパート放火されて焼きだされてぼーぜんとしている3人の男たちから始まります。
 どうやら3人とも捨て子出身*1で、何とか頑張って3人でバンド始めたんだけどさっぱり売れないまま20年経ち、解散、これから! って矢先の放火らしく・・・運がない人たちだよねぇ・・・
 で、そのうちの1人のポケットから、小汚い字で書かれた小説のようなものが出てきて、
 タイトルは「とびきり不幸な旅行店」
 どうやら金持ちの男達人が「とびきり不幸な旅行店」という旅行店を訪ねて・・・という話らしい。
 
 はい。オチ見えましたね。
 
 その旅行店は、バーチャルリアルティマシン*2を使って、お客さんに不幸体験をさせる、というお店で、3人の男達は「夢敗れた男達、ミュージシャン編」というツアーを体験していた、というオチでした。
 でも、金持ち3人組と、不幸人3人組の様子を交互に入れ、小出しにしている情報の出し方も見事。
 字が汚いパンフレットの単語だけ拾わせて、その先の展開を想像させるってのは上手いよなぁ。
 
 上手いといえば、岡田*3の胡散臭い演技は絶品ですね。
 昔はただ怖いだけと思ってたんだけど、最近では大好きな役者さんの1人です。なんだろう? 声か? 喋り方か? なんか目がいっちゃいます。
 
 今回も途中で生歌が4曲舞台に組み込まれていて、
 ちょっと無理がない? っていう展開もあったけど、まぁ、ここの芝居はこれもウリだからなぁ、と楽しみました。CDも買っちゃったw
 
 次も楽しみだな♪
 
 

*1:変な言葉・・・

*2:カプセルタイプで飲むだけのお手軽簡単マシン

*3:キャラメルボックス