「みちかける」見ました

 
 高校の先輩でマイミクのらん汰さんが出ている「みちかける」を見ました。
 演劇部の関係者で定期的*1に舞台に上がっているのはらん汰さんだけなんですよね。なので、毎回見に行ってるわけですが、
 彼女が出るお芝居は普段見ているものと毛色が違うものが多いので、今回もそんなに期待しないでいったのですが、
 面白かったです。
 シリアスなお芝居で、笑いはほとんどなかったのですが*2、話が面白かったので*3最後まで集中して見られました。
 
 未成年の無免許運転による交通事故で急逝してしまったあるホテルの社長の通夜の日の夜のお話。
 父親の跡を継ぐ気満々だけどエキセントリックな性格で人望がない長女と、
 姉とは正反対と周囲に言われているいつでも姉の味方の長男と、
 家を出ていたけれど、父の跡を継ぐために戻ってきた次男、
 相続争いの話なのかと思いきや、通夜に現れた謎の女性が実は本当の長女だったということが判明して・・・*4
 という・・・血の絆ではなく、心の絆を結びなおす、というお話でした。
 長女役の方、やっぱり以前見たお芝居でも、とてもエキセントリックな役どころで、その時もイイ味出してるなぁ、と思っていたのですが、今回も良かったです。彼女の心情を吐露するシーンでは、ついうっかりw泣きそうになってしまいました。
 それはどうよ? と思う点もいくつかあったのですが、そんなのは気にならないほどには面白かったです。
 
 次のお芝居もこういうものだといいなぁ
 
 

*1:つっても2年に1回とかだけど

*2:やりようにやっては笑えるな、というポイントはあったのですが、そういう演出ではなかったようです

*3:笑える、という意味ではなく

*4:病院のミスで取り違えられていたらしい