「学おじさん」見ました
本多劇場で公演中の「学おじさん」を見ました。
平穏に暮らす夫婦(平田満・片桐はいり)の前に突如現れ、なぜか居ついてしまう謎のおじさん(伊東四朗)が巻き起こす“奇妙な味の喜劇”!
水谷龍二さんらしい、昭和の香りがするほのぼの喜劇でした。
伊東さんが出ると、ぴしーっと舞台がしまるんですよね〜。
伊東四朗一座のように可笑しい演技をしなくても、ぱしっぱしっと所々で笑わせるのがさすがです。
やっぱり喜劇人なんだなぁ。
平田さんと片桐さんのご夫婦も良かったですよ〜。
優柔不断な旦那さん、でも、ちゃんとお父さん。
大人しい旦那さんにがーがー言うけど、外の人の前ではちゃんと旦那さんを立てるお母さん。
あー、いるいる、って思ったけど、でももうこんなご夫婦もドラマやお芝居の中だけなんでしょうかね? 青っ鼻垂らしてる小学生と一緒でw
謎のおじさんは実は風水師で、
そのおじさんが家の中についてアドバイスとかするんですが、そのアドバイスで全てが劇的に解決するわけじゃなく、ちょっと一歩進んだだけ。
でもそんなもんですよね〜。現実って。
こんなお芝居もありなんだな〜、ってしみじみするお芝居でした。