仏頭展でNo.1イケメンに遭遇!




正式名称
興福寺創建1300年記念「国宝 興福寺仏頭展」
誰でも一度は見た事があるだろう*1興福寺のあの仏頭が東京で見られる展示会。実は9月の終わりに行ったのですが*2、また見たかったのと、お土産が欲しかったのとでまた行っちゃいました。

仏頭展と銘打ってますが、私的には十二神将展です!(力説)
だって、展示されてる国宝25点の内24点が十二神将ですよ!(十二神将×2組) これを十二神将点と言わずして何と言う!!
と、力説したら、母に、
十二神将展じゃ、人来ないでしょ」
と、冷静に言われていましたした(くすんくすん)。
十二神将、良いんですよ?
観音様などの普通の仏像に比べて、武将系? なので動きがあって格好良いし、同じ武将系でも四天王と違って12人もいるから、遊び心が感じられるポーズがあって面白いし、何より頭の上の十二支が可愛い! 十二神将の頭に十二支を乗せるのを考えた人天才だと思います!!
で、今回の十二神将、板掘り十二神将と立体十二神将がいらっしゃるのですが、何と言ってもオススメは立体です。
元々仏頭様+胴体を守るように配置されていたので、今回の展示ではそのように、長細い展示室の奥に仏頭様その手前両脇に十二神将がだーーっと並んでいて、展示室に入っ瞬間圧倒されました。なんつーか、神々しさすら感じられましたよ。この配置にした人、ありがとうございます!
しかも、壁ぎわに並べられてないので、十二神将様の周りを360度回れるんですよ。これもいい! 仏像鑑賞は自分の好きな角度を見つけてそこからじっくり観るのが良いと思います。
で、今回のNo.1ポジションは、安底羅大将(猿の人)の向かって右、ご本人の左側真横からお顔を見上げる角度です!
ちょーーーーイケメンなんすよ!!
切れ長の瞳が凛々しくて、身悶えながら観てました。もー、マジイケメン。アゴがちょっと気になるけど、肩のラインで隠せば無問題。10分はそこで固まってましたよ、私(笑)
母もその意見には賛成してくれたので、二人で馬鹿話しながら観てました(もちろん小声です)。
私「マジイケメンだよね〜」
母「だね〜。そして若い。あれ? 一人だけ靴短くない?」*3
私「あ、ほんとだ。てか、素足だ、この人」
母「足出てるし、装束もシンプルだし・・・わかった! この人急に招集されたんだ!」
私「なるほど! 先代からいきなり代替わりしたから、装備が間に合わなかったのか!」*4
母「でも若輩者だから文句言えなかったんだね、可哀想に」
私大抵こんな馬鹿話しながら仏像鑑賞してます(笑)。


他にも頭上のネズミに教えられてる方向を見ている大将とか(読み方分からない(>_<))、
首を傾げてる牛がちょー可愛いとか、
真達羅大将伊東四朗に似てるなぁ、とか、
珊底羅大将の手にはちゃんと手相があるとか、
片目つむってる宮毘羅大将は針に糸通してるのか?(違) とか、
色々面白くて本当にオススメです!

・9月に買ったもの



・昨日買ったもの

とうとう図録買っちゃったよ(笑)
つーか、いくら貢いでるんだ、私(苦笑)。
いいんだ、カバンに12こバッチ並べるんだ。


*1:修学旅行で奈良に行くと絶対見ると思んだが、どーだろう

*2:ダイオウイカを見に行ったらちょー混んでたので、仏頭展にチェンジしました

*3:草履の人も一人いるのですが、靴タイプの人は皆ブーツか、足首まで服着てました

*4:アンジェリークみたいって思った(笑)