期待したほどではなかった・・・(しくり)

 今日は、新宿小劇場で、鬼界浩巳事務所の「グレートエスケプ」を見てきました。
 むかーしよく見に行っていた「劇団気まぐれ倶楽部」にいた方たちが結構出演し、作も「気まぐれ倶楽部」の山下まさるさんだったので楽しみだったのですが・・・。
 山下まさるさんの書かれた芝居で、誠人は「シチュエーションコメディ」が大好きになったのですよ。なので誠人にとっては山下まさるさんはものごっつすごい方なのですが、方なんだけど、だからものごっつ楽しみだったんだけど・・・

 「仕事をやめてまでネカフェに通ってネトゲをするゲーマー」、「ネットオークションを睨み続けるテレカコレクター」、「仕事をせずにBSでメジャーリーグを見て、仕事をせずにメジャー選手のデータをまとめ続けるマニア」など、社会不適合者を収容して強制的に矯正するプログラム。その内容は毎日戦争ごっこをさせ遊びに飽きさせることだった。

 誠人の見た感じではこんなストーリーでした。
 その設定はとっても面白いと思うんだけど・・・でも、上記3人の社会不適合者を同じ方法で矯正しようとするのも無理があると思うのですよ。
 ひょっとして本格的に矯正するつもりはなかったのかもしれないけど*1、でもそれだったら尚更戦争ごっこシーンの意味が分からない。戦争ごっこに飽きたごっこ遊び好きの人は、遊びを止める方向には行かずに、設定を変える方に走るんじゃないかしら?
 「大脱走」がテーマなお芝居だったらしいので戦争ごっこ、だったのかな。だったら単に脱出物にした方が分かりやすいし、単純に楽しめたなぁ。芝居の半分くらいまで設定がよく分からずにストレスたまってたもので(^^;
 でも、大人が「好きな事」を力いっぱいやろうとすると大変なんだよなぁ、とか、「好きな事」を持つことはものすごく幸せなことなんじゃないか、とか、「好きなこと」*2について色々考えさせてくれたテーマは、結構良かったですけどね。

 うーん・・・・次回に期待、だな。


*1:途中でそんなような感じのことを言っていたようなきがする

*2:趣味というレベルからは逸脱してるのであえてこう表記