伊東四朗一座 〜急遽 再結成公演〜「喜劇 芸人誕生物語」

 去年の「旗揚げ解散公演」に続く第2作、見てきました。
 ちょこちょこっとメンバー入れ替わりがあったものの、伊東四朗三宅裕司のメインどころは健在。今の日本で喜劇をやらせたら一番なんじゃないだろうかこの人達、って思います。マジで(ちなみに、コメディ、だと他の人がいらっしゃるw)。
 
 今回はある芸能事務所が舞台。

 鳴かず飛ばすも甚だしい芸人*1を辞めさせたいんだけど、彼を辞めさせると彼の娘(売れっ子アイドル)が事務所を移籍しかねないので、何とか芸人として売り出せないかと努力していると、娘が病気で倒れたとの連絡が入った。
 慌てて駆けつけるとそこには17歳のはずなのにそうは見えなくなった娘*2の姿が。どうやらスガイ菌というウィルスに侵されて、このままではすごい勢いで老化してしまうという。
 そのウィルスに対抗する免疫力を付けさせる為、彼女の為にコント芝居を上演する。

 っていう内容。
 歌あり、笑いありあり、コントあり、の本当に笑いづくしの舞台でした。
 
 今日のゲストは坂下千里子
 初舞台らしいけど、即興で「こないだ箪笥から出てきた、お父さん*3とお母さんが首にワニを巻いている写真の意味を知りたい」と言って、三宅さんに「そんなにハードル高くしてどうする」とつっこまれるほど落ち着いてました。台詞は噛んでたけどなw
 それに対する伊東お父さんの答えはラコステのCM写真」
 三宅さんに、「一言言わせてください。お見事」と言われるほど素晴らしい回答でした。さすが毎週サプリしてないね(笑)
 それにしても、日替わりゲストをこんな風に舞台で使うなんて、すごいなぁ。これぞ喜劇の醍醐味、って感じなのかな。
 ちなみにこの日替わりゲスト、初日はオセロの中島知子さん、2日目は戸田恵子さん、昨日はベッキー。だったらしく・・・個人的には戸田さんが見てみたかったな〜。設定17歳の戸田さん(笑)
 
 それにしても、伊東さんは素晴らしかったです。
 あの年で(と言ったら失礼だけど)、アンガールズのジャンガジャンガとか、レギュラーのあるある探険隊、とかやるんですよ。いや、もう、ビックリ。さすが「喜劇役者」を自認するだけある。
 お歌もとっても上手かったんですけど、最後に披露したラップが・・・ラップですよ? 東京ブギウギとか昔の歌をラップでやっただけど・・・本気で感心しました。すごすぎる、伊東四朗。伊達に「最後の喜劇役者」とか言われてないよ・・・(拍手)
 
 客層、すっごく広かったのです。私の隣には、20代前半のお嬢さん。友達の横には、
70過ぎ位のおじーさま。
 そこまで広いと笑いのツボも違うようでそれも面白かったです。
 斜め後ろのおば様が、私ら*4があんまり笑ってなかったコントでどっかんどっかん笑ってたのが印象的でしたw
 
 また来年あるといいな〜♪
 
 

*1:伊東四朗

*2:日替わりゲスト

*3:伊東さんね

*4:私&友人