フライ、ダディ、フライ

 
 堤真一好きは見るべきです!
 岡田准一好きも見るべきです!

 
 岡田准一、かっこよかったです。文句なしに。
 ロープを腕の力だけで登っちゃうシーンなんて、”すげぇ”の一言でした。んで舞うシーンは”キレイ”の一言。もう岡田准一のかっこ良さをぎゅ       っと詰めた一本。岡田准一好きなら見ろ!(笑)
 
 でね、堤真一は、かっこ悪いのがかっこ良かったです。
 ださださのジャージ姿もかっこ良かったし、ふらふらになりながら走る姿もかっこ良かったし、木登りロープからおっこちる姿もかっこ良かった。
 娘を溺愛しているおとーさんが頑張る。
 うちの父は、傍から見ても娘達を溺愛しているのがバレバレな人なので、そーゆーのを思い出して泣きました。「泣かせるシーン!」ってのが分かりやすくあったわけじゃないんですけど、泣けました。3回くらい。
 号泣じゃないけど、ほろり泣き。じんわりと温かくなりました。
 
 脇役の方たちも豪華だったのですよ。
 主人公*1は、駅からちょっと離れたところに住んでいるのですが、そこへ行くバスの乗客がいっつも同じメンバーなのですよ(運ちゃんまで同じ)。で、そのメンバーが、キングオブ脇役な方たちばっかりで、「何て豪華なんだ〜」と感動してしまいましたw そのバスの乗客+運ちゃんともちょっとした交流があって、良い味出してました。日本映画のこーゆーところが好きです。なんつーか・・・重箱の隅つつく草の根交流的なエピソードがw
 
 敵役の「インターハイ3連覇ボクサーだけど馬鹿っぽい高校生」役の人。
 見たことあるな〜。と思っていたら、須藤元気でした。K−1選手の。
 道理でパンチとか鋭いわけだわ〜。と納得すると同時に、演技力にビックリしました。だって本当に「親の七光りで生きてる*2ボクシング馬鹿の高校生」っぽかったんだもん。馬鹿っぽい笑顔が最高(笑)
 
 結構おすすめの一本ですよん♪
 
 

*1:堤真一

*2:お父上は未来の総理大臣の代議士先生という設定でした