爆笑しながら泣きました
WAKUプロデュース
「Home2005 〜ありえねぇ一夜〜」
ちびまるこちゃんの声でおなじみのTARAKOさん作・演出のお芝居。
Hot組とCool組の2組に分かれての公演で、私はCool組を見てきました。
TARAKOさん作・演出のお芝居は、2年前に1度見たことがあるのですが、彼女のお芝居は基本的に暖かいのです。見た後でほわぁっとした気分になる。そんなお芝居で、しかも笑えて泣ける。私の一番好きなお芝居のタイプです。
今回も大笑いして泣きましたよ〜。
私、今までに数多くのお芝居・映画・ドラマを見ましたが、
爆笑する泣きのシーン
なんて初めてでした。
いや。ほんとだって! 本当に泣けるシーンなんだけど爆笑するの。私だけじゃなくて横のおねーちゃんも涙流しながら大笑いしてたから私だけじゃないです。あ、もちろん笑いすぎて泣いてるわけじゃないからね。感動して泣きながら爆笑してたんです。
-*- ちょっとネタばれ -*-
亡くなった女の子が、以前お世話になった男の人の所に他人の身体を借りて会いにいくのです。その人は最初戸惑いつつも二人しか知らない事を口にするので認めないわけにはいかず、一晩だけ*1家においておくことに。そして彼女を慕っていた隣の犬も頑張って幽体離脱して(笑)彼女の元へいき、彼女が他人の身体に入ったのを見て自分も他人の身体*2へGO! 色々あって二人(一人と一匹?)一緒に成仏するために一時離れ離れになるシーン
だったのですが、
Cool組では、女の子が入っていたのが小柄な男。犬が入っていたのがホスト風ちゃらいチンピラ。
男の人は女の子っぽく、チンピラは忠犬っぽく。
役者さん達の演技はがすっごい上手いし、BGMは河口恭吾の「桜」、背景にはピンクの桜のライトが当たって*3、本当に感動的なシーンだったのに、大爆笑(笑)。
他の役者さんたちも皆上手かったので本当に面白かったです。
小ネタも効いてたし(持ち物に名前をつけている女の人がいて、財布は細木和子*4、車は阿藤快*5。ちょっと真似しようかと思っちゃいました。すぐ忘れそうだからやめましたがw)、決めるところではがっしり泣けたし。
本当にすごく面白かったなぁ。今年見た芝居の中でベスト3に入るかも。