「ダブリンの鐘つきカビ人間」なのにカビ人間があんまり出なかったよw

 「ダブリンの鐘つきカビ人間」を見ました。
 
 作:後藤ひろひと 演出:G2
 芝居を見に行くと、結構大量のちらしをもらいます。で、「くどかん」「ケラリーノ・サンドロビッチ」「長塚圭史」と並んで良く見るこの名前、前から気になっていたのですよ。今回やっと見られました。
 
 何だろう・・・童話、なのかなぁ。ファンタジーというよりは童話っぽいお話(両者の違いがよく判りませんがw)。羽が生えたり、目が飛び出たり、背中に木が生えたり、カビ人間になったり、人によって症状が違う変な病気が蔓延した村のお話。
 ・カビ人間と彼が好きになった「思っていることと正反対の事を言ってしまう病」にかかっている少女との淡い恋愛(?)
 ・奇病を治すために奇跡を起こす剣を探しにいく剣士と旅の剣士
 ・剣探しを妨害する等自分の為に悪巧みをする市長*1
 の3本立てで話は進んでいくのですが、カビ人間が一番影薄かったですw
 剣士役*2、市長役*3、共に好きな役者さんなのでとても楽しんで見れたし、「このシーン、何の意味があるのだろう・・・」的なシーンもなく非情に面白かったんだけど、見ながら「カビ人間、あんまり出てこなかったなぁ・・・」感が・・・。登場も遅かったしね。ひょっとして出番は同じくらいだったけど、他の人達が濃すぎたって事かしら?w
 
 途中はさまれたお笑いネタ*4は多くもなく少なくもなく分量ちょうど。しかも皆結構爆笑系。途中で市長と神父が歌っていた「群馬水産高等学校校歌」は覚えたくなるほど大爆笑でした。「俺達、最高のバッテリーだったじゃないか」「俺がレフトで」「俺ライト」、とか*5
 
 G2&後藤ひろひと、ひっじょーに面白かったです。
 次が楽しみだな♪
 

*1:街なのにw

*2:橋本さとし

*3:池田成志

*4:私的に超重要

*5:バッテリーはピッチャーとキャッチャーだw