清水の舞台から飛び降り・・・
「清水の舞台から飛び降りるつもりで」っていうたとえは良く聞きますが、本当に飛び降りる人がいるとは・・・(合掌)。
って思っていたら、昔は結構流行ってたんですって。
江戸時代前期、1694(元禄7)年〜1864(元治元)年の148年の間に未遂も含めて234件!*1
当時の「死んだら成仏できる」ってゆー観音信仰が妙な感じで変化して、
清水の舞台から飛び降りて、生きてたら願いが叶う。死んだら成仏できる。
って感じで飛び降りたらしいんだけど、死んでも成仏できるから、で納得できるもんでしょうか?w
約7割が10代20代の若者だったらしいけど、そんな若いうちから無茶な神頼みするなよ、と(苦笑)。
でも、実はそう無茶でもなかったらしく、生存率、
85.4%
これ、すげくない?
こんなに生存率高いなら、いっちょ飛び降りちゃおうかな、って気になるのもわかる気がする。いや、やらないけどね?w
結局その後も清水寺は願掛け飛び降りスポットであり続けたらしく、1872年(明治5)年に、政府が飛び降り禁止令を出してやっと下火になった、とか。
それでも10年に1回くらいはあるらしいけどね。
でも、飛び降りは周りの迷惑になるから、やめていただきたいなぁ。