「スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ」見ました
疲れました(笑)
いや、見慣れないもん見たもんで、ちょっとw
途中までは普通に見ていたのですが、段々疲れてきたので、途中からストーリーを追わずにネタを追ってたら楽になりました。なるほど。ネタ映画ですもんね。こう見るのが正しい見方だよねw
そう見ると、滅多に見れないモンとかもう見られないだろうなーってモンとか目白押しで面白かったです。
つーわけで、思った事をつらつらと箇条書きに*1。
・木村佳乃がすげー身体張ってて感動しました。泥の中転がりまくって佐藤浩市から逃げるシーンとか、酒場で謎ダンス踊るシーンとか、勿論最後のシーンも。すごかったなー。女優魂を見た。マジで。元々根性ある人だよなーって思ってたけど、更に倍。すごかった。
・桃井さんも身体張ってたなー。
ボンテージ姿で銃乱射、はともかく、インディアン娘コスですきやきについて語るタランティーノに乱暴されるってのはないだろw いやー。いいモン見せてもらった。
・馬鹿っぽく、お馬鹿なまま死んでいく堺雅人ってのは、もう見ることはないだろうなー。と、つーか、胡散臭い笑顔の知性派役の堺さんが好きな私が見る機会はもうないだろうな、とw 死のシーンの顔芸(Nちゃん曰く)はすごかった。
・馬鹿っぽいくせにしたたかな暴君、を見事体現していた佐藤浩市はさすがだよねー。かっこ良かったなー。
平家のアジトで堺さんを蹴るシーンは、「あぁ、新撰組の屯所で芹沢鴨が山南を蹴っているー」と、違う見方で喜んでました(てへw)
・粗野なバカやらせたら、石橋貴明は天下一品だよねー。なんであんなに乱暴者が似合うんだろう、あの人。
でも、途中でチョン切られて目覚めた後は笑った。つーか、すごかった。もうコントでも白塗りオカマでワルノリする石橋貴明は見ることはないだろうし、いいもん見せてもらったなー。
・伊勢谷友介が想像以上にかっこ良かった(はぁと)。
前から窪塚洋介がダブるなー。とは思っていたのですが、窪塚洋介的な狂気色が所々見られて嬉しかったです。なんだろう、あの眼かな。
とてもガムのCMで息大丈夫?と言われている人と同じ人とは思えない(笑)
ラストの、雪の降る中日本刀持っての一騎打ちシーンはもう一回見たいです。是非。
・伊藤英明がぼんやりして見えたのは私だけでしょうか?
佐藤浩市や伊勢谷友介から感じた凄み、をまったく感じなくて・・・そーゆー役なのか? 演技なのか?
でもNちゃんは、かっこ良かったですねー言うてたから、そう見えたのは私だけなのかもしれない。今まで見た伊藤英明はインターン*2とか周りに振り回されるばかっぷる夫*3とかだったから、そーゆーイメージができちゃってるのかもなぁ・・・。
・香川さんの一人芝居も謎で面白かったですw つーか、上手いよねー。さすがだ。どうしたら死ぬんだろう? とワクワクしながら見てたのですが、割とあっさり死んだのでちょっとがっかりでしたw
・桃井さんと松重さんの死ぬシーンで、れれれ的死のシーンの真髄を見ました。つーか、アレが正しい死のシーンだよね。見事だった。
全シーン死のシーンっていうれれれはできないもんだろうか? と、ちょっと考えたけど、誰も遊んでくれないだろうから止めw
・全編英語ってのがいいネタになってましたね。
たまに出てくる日本語がとても効果的だったな、と。
でも外国人に受けるのかどうかは謎。つーか、外国人さんはどう思うんだろう。
以上。