「星の大地に降る涙」見ました
地球ゴージャスプロデュース公演Vol.10『星の大地に降る涙』見ました。
三浦春馬が良かったーーー!!
TVでも見たことがなかったので、初めてじっくり見たのですが、
いいっすね(←今更)
芝居も見れるし、歌もいけるし、動きもキレイだし、殺陣も素敵。
とても初舞台とは思えませんでした。
いや〜、この先楽しみだわ。マジで。
また舞台で見てみたいです。
木村佳乃も良かったな〜。
以前からカッコいい(潔い?)女性が似合うな、と思っていたのですが、癒し系的な立ち位置もイケますね〜。
と思っていたら、まさかの出産シーン。
すげかった。
あれ舞台でできるの彼女しかいないと思います。
本当に潔いっつーか、かっこいいっつーか(感動)
足がきれいだったなぁ……(うっとり)
岸谷&寺脇の絡みが、多目、だったのかな?
やっぱりこの二人はいいですね。
見ながら、何かに似てるな〜 と思ってしばらく考えてたら、分かりました。
三宅さんと小倉さんの絡みに似てる。気がする。
寺脇さんをいぢる岸谷さんが、小倉さんをいぢる三宅さんとダブって見えました。
あー、だから好きなのか。
納得。
えーっと、
以後辛口になるので隠しますw
なんつーか、唐突感がすごかったです。
理想を求める国の戦の中で、たくさんの血と涙が大地を濡らした時代。戦いに敗れ記憶を無くした青年が、流れついた小さな島で、名も無き民と神の子を宿した女性と出会う。しかし、彼の記憶が戻るとき、そこには悲劇が待っていた・・・。時代のうねりに抗って必死に生きようとする人間達を描く、地球ゴージャス初の歴史ファンタジー。
ってことなんだけど、
台詞とかから、北海道(仮)が舞台なのかな、って見てて分かったんだけど、
あくまで(仮)。つーか、架空のお話だと思っていたのに、本国からつまはじきにされた犯罪者とかがこの地に来て荒らしているっていうから、普通にそういう人達との諍いなんだろうな、って思っていたのに、
段々、明治維新で負けた幕府軍が蝦夷の地に来て、それを追って政府軍も来てついでに自分とこの土地にしちゃおうぜって思ってる臭が漂ってきたあたりで、おいおい、って思い始め、
背後にライトでポニテ+着物姿の人が刀をぐるっと回した映像が流れ「あれは、天然理心流免許皆伝……」とか言い出した時に「おいおいおい」って思って、「土方歳三!」とか言い出した時には、心の中で「えぇぇぇぇぇ!?」って思いっきり叫んでました。
今までファンタジーだったのに、何故ここに来て実在の名前出す?*1
そりゃ確かに、実在の名前出した方が、起こってる事が一発で分かるけど、でも、ちゃんと説明すればいいことだよね?
つーか、政府軍と幕府軍と、二つもいらないよね?
途中で、寺脇さん*2 vs 三浦春馬*3 vs 岸谷さん*4 と三つ巴になったから、あぁ、それで魅せるのね、と思っていたら、そんなん一瞬で、すぐ寺脇さんvs岸谷さんになっちゃったし。最後も三浦春馬が2種類の制服着てた人達と戦ってたけど、あれ、どっちかでいいんじゃね? その方が分かりやすくない?
岸谷さんと寺脇さんが切り結んで、岸谷さんが寺脇さんを切り、その岸谷さんを民の女性が刺し、その後二人の死のシーンになるんですけどね、
その直前まで「おまえぇぇぇ!」って、言って殺し合ってたのに、寺脇さんが死ぬ間際自分の奥さんに向かって、「(岸谷さんに)またセッションやろうと伝えてくれ」とか言ってた時には、ちょっと待って、とか、正直思っちゃいました。
いやね、いいシーンなんですよ。本当に。
だけど、それまでに頭の中に?がめちゃくちゃ浮かんでたのでそれの収拾に頭を使っちゃって、まったく感動できない。岸谷さんの死のシーンも本当に良かったんだけど、さっきまで刀持って暴れてたのに、何故女が出てきた途端にデレ死する? と思っちゃって、堪能できず……すっげー、もったいなかった。
深く考えないでそのシーンシーンを楽しめばよかった、と、後で思った。
二人の殺陣とかはかっこ良かったっす。三浦春馬もね。
カーテンコールで三浦春馬が「反戦モノ」って言ってましたけど、
そのテーマは分かった。ものごっつ伝わった。
でももうちょっと穏やかに見せてくれた方が自然と入るんじゃないかな〜。
テーマを見せるのって難しいなぁ。
まぁ、好みもあるんだと思うけど*5。
ラストの主題歌は良かったです。
アレがEXILEの曲なのかな?
だとしたら、EXILEのほかの曲も聴いてみたいかも。