「バンデラスと憂鬱な珈琲」見ました

 
 堤真一祭でした。
 
 いや、ちょっと違うな。
 
 堤真一高橋克実祭でした。
 
 面白かったです。
 堤真一好きなら見ておいて損はないかと。
 いや〜。実に楽しそうに演っておられました。絶対こーゆーの好きだと思うんだ、この人w
 
 バンデラス米国軍随一のネゴシエーター。彼の使命は12時間後に迫ったロシアとの開戦を阻止すること。しかし、国家の危機に潜む個人的な思惑、勘違い、そして行く手を阻む悪気のない人々が現れて・・・。
 
 というストーリー。
 こないだの印獣は劇中劇を多用した舞台でしたが、この舞台はコントをつないた舞台。もちろんストーリーがあるのでそれに沿ったシーンがコント仕立てなのですが、それ故一人何役もこなす必要があって、主役の堤真一はバンデラスを含めて4役、高橋克実さんなんて9役! すごいよね〜。まぁ、コントなんで細かい演じ分けとかはそんなになかったですが(笑)
 他の役者さんも6役以上をこなしていて、私、小池栄子がこんなに器用だと思わなかったっす。いや〜、びっくり。
 でも一番受けたのはやっぱり高橋さんのダイハード。似てた。皆拍手してたもん(笑)
 格好良いんだか、なさけないんだか、力強いんだか、押しが弱いんだか、という堤真一も良かったな〜。当然スーツも堪能しましたw
 
 様々なシーンのコントを繋いでストーリーにする、って手法は初めてだったのですが、面白いですね。
 TRPGで使えないかな、とかちょっと考えたのですが、その場合プレイヤーがPCを何人も担当する事になるので無理っぽい(←何でもTRPGにつなげるのはよせw)
 
 その手法だけでも面白かったので、お話のオチとかまったく気にせずに見ていたのですが、
 オチも面白かった!
 あーゆーオチは大好きだ!
 てか、世田谷パブリックシアターでこーゆーのが見られるとは!w*1
 
 ほとんど最後尾な席だったので、もっかい見たいです。
 せっかくのコメディなので、表情とかよく見てみたい。 
 「冬の絵空」みたいにNHK教育の劇場中継でやってくれないかな〜。
 
 

*1:なんか真面目なイメージがあるんですよね、あそこ