「パイレート・クィーン」見ました
帝国劇場で「パイレート・クィーン」を見ました。
これが今年最後の観劇です。
最後にふさわしく帝劇! 帝劇! 帝劇!! 大事なので3回繰り返してみましたw
S席なのに2階と、行くまではぶーたれてましたが、最前列なので意外と見やすかったです。
「パイレート・クィーン」
アイルランドの海賊の女王グレイス・オマリーとイングランドの女王エリザベス1世、二人の女王をメインにしたスペクタクル・ミュージカル・アドベンチャー。
と、ポスターとかに書いてありました。
確かに、船上の戦闘シーンが結構あったり、女性だけでイングランド軍を撃退したり、スペクタクルなアドベンチャーだったのかもしれない。
でも、なんつーか……シーンが短くてあまり迫力が感じられなかったなぁ……(しょぼん)
ブロードウェイ版を見られた方の感想に
「(女海賊の偉大さもロマンも)大河ドラマの年末総集編を細切れ2倍速モードで観るくらい伝わらないのだ!」
って書いてありましたが本当にそんな感じ。
海賊の親分の娘として生まれ、女だから船に乗せてもらえなかったけど、根性と度胸と実力で海賊の女王と呼ばれるようになり、でも、国の為に愛する男を諦めて敵部族の族長の息子(女癖+酒癖がちょー悪い)と結婚するけど、旦那の裏切りで捕まってしまい、愛する男が助けに来る。
ざっと書くとこんな感じ?(本当にざっとすぎだけど)
武闘派ヒロインが主役のお話としてはものっそい王道の話だと思うんだけど……盛り上がらなかったなぁ……回り舞台をとても上手に使っていた為場面転換がとてもスムーズで、それ故にだーっと流れるようにシーンが進んでしまった印象。エリザベス女王様が出てくるシーンはインパクトとかあるので良いアクセントでしたが、あんまりシーンなかったしね。
今回のお目当ては山口祐一郎さんで、とっても大好きなんですが、
海賊役には向かないと思います(大声)
あの癒し系のお声で「左舷に敵が来たぞ〜!」って言われても、緊張感0だよっ! つーか、あまりの心地良さに寝ちゃうよ!(笑)
何でこの役なんだろう? そりゃ、ヒロインの恋人だから男性陣のメインだろうけど
と思いながら見続けてたらじきに分かりました。
ラブソングはやっぱり良いわ〜〜(うっとり)
恋人役ですからね。ヒロインと二人で愛を歌うシーンとかそれなりにあったので、久々の祐一郎さんのお声を堪能しました。
あんまりウットリしすぎると歌の歌詞聴かずに流しちゃって、しまった!って事になるんですけどねw*1
今年最後の観劇は帝劇。
そして来年最初の観劇も帝劇。
たっけーよ(涙)
*1:たまに状況説明とかがさらっと歌詞に含まれてる場合があるので